インスタレーション作品を手掛ける美術家ミヤケ マイ氏のデザインした波間を漂う宝船と、その周りを飛び交う蝙蝠を描いた[Happy Go Lucky 宝船]。背景の波模様は今回開発した特別な絞り染め、宝船と蝙蝠の意匠は存在感のある刺繍で表現している。ミヤケ氏は日本の美意識を元に過去・現在・未来をシームレスにつなげながら、物事の本質や表現の普遍性を問い続ける美術家。工芸的な掛け軸から、インタラクティブなデジタル表現まで、多様なインスタレーションアートを創作している。以前よりミヤケ氏は絞り染めで波を表現してほしいという希望があり、今回共創するのれんは絞り染めの技法を軸としたアイデアが基となった。